投資クラブとは

 
個人投資家が何人か集まって定期的な会合を開き投資方針を決定した上で、

メンバーの拠出した資金をまとめて投資するクラブです。

投資クラブを作りましょう!

投資クラブには以下のような目的と様々な利点があります。

・賢い投資家になれる。
クラブメンバーの親睦を厚くし交流を深めることにより、投資家の原点である常識・感性を磨き、より賢い投資家になることができる。

・個人投資家の株式投資の学習、実践の場である。
株式投資になじみが薄く、投資資金も潤沢でない個人投資家も投資クラブを通して株式投資に参加できる。ベテランの個人投資家にも投資対象銘柄の共同研究により、より効率的な株式投資を行うことが期待できる。

・株式投資に関する体系的な知識が習得できる。
様々な投資資料、教材などを共同研究することにより、より効率的な株式投資を行うことができる。

・小口資金による株式投資を可能にする。
十分な株式投資の資金を持たない個人投資家も、投資クラブを通して株式投資が可能となる。このような共同出資は、スケール・メリットも享受できるし、投資リスクの分散にも役立つ。

・高齢化時代における個人投資家の資産形成に役立つ。
高齢化社会が到来し、公的年金だけでは充実した老後の生活を送れなくなることが予想され、個人個人が自分自身で金融資産を増やす努力をこれまで以上にしていかなければならなくなる。株式投資はそれが長期投資であれば、いかなる投資対象より効率的であるという統計数字が示すように、個人投資家にとってますますその重要性を増していく。投資クラブはいかなる個人投資家の株式投資も可能にする。

・発行会社と個人投資家との対話の促進がはかれる。
投資クラブのセミナーに発行会社を招いたりすることにより、これまで以上に発行会社と個人投資家との相互理解を深めることができる。

・投資効率の向上も期待できる。
投資クラブの投資形態は、定時・定額の長期投資が原則であり、ドル・コスト平均法による投資効率が期待できる。

・個人投資家の自己責任原則の徹底がはかれる。
投資クラブにおける投資銘柄の選定は、証券会社などの推薦に基づくものではなく、あくまでもクラブ・メンバーの自主的議論によってなされるので、このような経験の積み重ねにより、個人投資家の自己責任原則の徹底が期待できる。

投資クラブを作るには

 

投資クラブは世話好きな人が中心となり、5~6人の仲間がいれば誰にでも出来ます。

まず、友人・知人に声をかけ、集まり、話し合えば、株式投資の初心者にもその趣旨はご理解いただけます。

投資クラブの設立・運営に関しては日本個人投資家協会がご協力いたしますのでご相談ください。

日本個人投資家協会が標準とする投資クラブの規約概要

全員参加で役割分担をする。
合議制を基本とし主要事項は決議する。
メンバーは最大20名までとする。
原則として毎月、年間10回以上の会合を開く。
毎月出資し、1回の出資額は10万円以下とする。